「霜降(そうこう)」は、二十四節気のひとつです。 秋が一段と深まり、10月下旬ごろ~11月上旬ごろを指します。露(つゆ)が冷気によって冷やされて凍ることから、 霜(しも)が降りはじめる時期という意味だそうです。 ここから冬に向けて気温がグッと下がり、露が霜に変わり、だんだんと冬に近づいていきます。旬の食材は、 「秋味」と呼ばれ、和・洋・中どんな料理とも合う「鮭」、ビタミンCを多く含み、風邪の...
二十四節気のひとつ、寒露(かんろ)は、夜が長くなり、露がつめたく感じられるころ。朝夕はひんやりと肌寒く、本格的に秋も深まる季節です。空気が澄み渡り、秋晴れの過ごしやすい日々。夜には秋虫の鳴き声が心地よく鳴り響き、夜空には、美しく輝く月が見られます。秋の冴え冴えした空気は、見るもの、聞くものをクリアにしてくれるようです。寒露はちょうど稲刈りが終わる頃。農家では、農作物の収穫真っただ中。秋の味覚...
「秋分の日」は9月のシルバーウィークの祝日として身近な存在ですが、秋分も二十四節気のひとつです。2024年の秋分の日は9月22日。1年の中でも昼と夜の長さがほぼ等しくなる日を、春は「春分の日」秋は「秋分の日」とそれぞれ定められています。秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日とされています。そこで、秋のお彼岸は、秋分の日と前後3日間を合わせた7日間のことを指し、秋のお彼岸には...
二十四節気のひとつ「白露(はくろ)」は、草や木に白い露がつくようになるという意味だそうです。2024年は、9月7日~9月21日ごろの期間を指します。まだまだ日中の残暑が厳しい時季ですが、朝晩には気温が下がり、秋の気配を感じる時期です。この時期の行事としては、お月見があります。よく耳にする「十五夜(じゅうごや)」とは満月のことであり、空気が澄んでいる秋の時期は、満月が最も美しく見えます。202...
二十四節気の「処暑」は8月22日〜9月6日頃のだんだん暑さが落ち着いてくる時期になります。 ぶどうやいちじく、さつまいも、さんまなどが出回り始め、季節が秋へと少しずつ移り替わるのが実感できる頃ですね。 しかしながら、まだまだ残暑が続きます。夏の疲れが出てくるころでもあります。さらに朝晩と日中との寒暖差が大きくなってくる時期でもあるため、体調を崩しやすいのがこの時期です。 体調管理に...
「立秋」は二十四節気の中でも特に大切な「八節」の一つです。 夏至と冬至を「二至」春分と秋分を「二分」その中間の立春・立夏・立秋・立冬の「四立(しりゅう)」といい、これらをあわせて「八節」と呼びます。日本で古くから言われる季節を区分する言葉です。立秋は暦の上では秋の始まり。夏の暑さがピークに達し、季節が秋に移り変わり始める日という意味になります。立秋の翌日からは暑さの表現が「残暑」に変わりま...