
1月5日からは二十四節気「小寒(しょうかん)」です。小寒は、寒さがいっそう厳しくなるころを指します。 小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、小寒(1月5日頃)から立春(2月3日頃)までが寒中見舞いの時期となります。 この時期は現代でもなじみ深い風習があります。 1月7日「七草粥(ななくさがゆ)」 春の七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(かぶ)、スズシロ(ダイ...

今年最後の二十四節気「冬至(とうじ)」。冬至の日は毎年変動し、2024年は12月21日です。 北半球において、太陽の位置が1年で最も低く、日照時間も最も短い日。夏至の日照時間と比べると、約4~6時間もの差があるそうです。 中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日と考え、この日を境に再び日が長くなるため、太陽の力が甦ってくると考え、陰が極まり再び陽にかえる日という意味から「一陽来復(いち...

二十四節気のひとつ「大雪(たいせつ)」。文字どおり、雪がたくさん降る頃を指します。実際には、本格的な雪が降るのは年明けの頃からですが、動物たちはこの頃から冬眠を始めます。あわただしい師走。仕事納めやお歳暮、大掃除、忘年会やクリスマス、イベントが盛りだくさんの時期です。昔は12月は年神さまをお迎えする準備の月だったそうです。12月13日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」といい、「正月を迎...

二十四節気の小雪 (しょうせつ)は、木々の葉が落ち、北の地域や山では初雪が舞い始める頃を指します。 日を追うごとに冷え込みが増し、外はもう冬の気配。ただ、冬とはいえ、雪も寒さもまだ少しであることから「小雪」と言われたのだそうです。紅葉の見頃を過ぎた木々は、鮮やかな赤や黄色の葉を散らし、街を彩る頃でもあります。一方で、この時季、平野部では暖かくなることも多くなります。そんな春のように穏やかな日...

二十四節気のひとつ「立冬(りっとう)」。「冬立つ」という文字通り、暦の上ではこの日から冬の季節に突入します。とはいえ、11月の上旬はまだまだあたたかな日もありますね。そんな、束の間の暖かい日を「小春日和」と言います。中旬になると紅葉が見頃を迎え、本格的な冬の寒さが訪れるのは下旬頃。まさに秋から冬へ移り変わる時期ですね。なんとなく寂しさも感じる秋ですが、この時期は、れんこん、春菊、セロリ、ブロ...

「霜降(そうこう)」は、二十四節気のひとつです。 秋が一段と深まり、10月下旬ごろ~11月上旬ごろを指します。露(つゆ)が冷気によって冷やされて凍ることから、 霜(しも)が降りはじめる時期という意味だそうです。 ここから冬に向けて気温がグッと下がり、露が霜に変わり、だんだんと冬に近づいていきます。旬の食材は、 「秋味」と呼ばれ、和・洋・中どんな料理とも合う「鮭」、ビタミンCを多く含み、風邪の...